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とおり土間の家から

とおり土間の家も、いよいよ竣工まであと一息です。
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写真は、
外観
土間
居間
平屋ながら、広がりの感じられる住まいになっています。
もうひと踏ん張りですが、竣工が楽しみです。
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週末の出来事

台風6号もやっと、通り過ぎてくれそうで一安心ですが、
今回は雨が大変でした・・・。
もう少し、吹き戻しの警戒が必要なので、油断できません。

この週末は、バタバタでした。
土曜日には、MOKスクールの講習に参加。
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上は講師の山口先生が造られた椅子。
今回は、三澤先生の建築と家具のお話。
岐阜森林アカデミーの山口先生の広葉樹の森と家具。
3時間目は、静岡県こころ木造建築研究所の山崎さんの取り組み。
という内容。
やはり、トップランナーのみなさんのお話は、示唆に富んでいて刺激になります。
今まで森といえば、杉、檜の有効利用については考えてきましたが、
山口先生のお話で広葉樹の森の現状に想いが及んでいなかったことに気づかされました。
山崎さんの地域との関り方や、ミニ通信を利用した情報発信。
材料への取り組みにも刺激を受けました。

日曜日は、商工会青年部で勝浦駅前の「夏祭り」に協力。
私は例年のごとく、カキ氷担当で約4時間、ほぼつくりっ放し・・・。
今年は、東日本大震災の援助に少しでもなれば・・・。
という想いから、被災地4県の名産品を販売しました。
おかげさまで、見事に完売!
お買い上げいただいた皆様、ありがとうございました。
そして、暑い中、ご協力いただいた部員、OBの皆さんお疲れ様でした。
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そして、昨日は、台風が接近する中、古座川の現場の台風対策を確認して、
帰りの道中に、倒木に遭遇・・・。
やむなく迂回して帰りました・・・・。
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田中文男の建築学

建築の専門誌に「住宅建築」があります。
深い内容で良い特集が多いのですが、
今回の特集は、有名な大工「田中 文男」さんでした。
私も設計の際によく紐解く、民家型構法の家
昭和62年に初版の本ですが、20年以上の年月を経てもなお色あせない本です。
その理念を現代計画研究所さんとともに構築されたのが、田中さんでした。
特集の冒頭に
「職人は馬鹿でできず、利口でできず、中途半端でなおできず」
との田中さんの言葉が記されています。
私は、それを実践できているのか?
自問自答しながら、読み進めてしまいました。
設計と施工、両方にかかわるものとして、
心に響き、足元を見つめなおす・・・。
大変な時代だからこそ、私たちのような工務店が、
地域に根ざして出来ることを一歩一歩やって行きたいと改めて思います。
皆さんもぜひ、手にとって見ていただきたい本です。
住宅建築 2011年 08月号 [雑誌]住宅建築 2011年 08月号 [雑誌]
(2011/06/18)
不明

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当社のモデルハウス「きぐみの家」にも置いています。
興味のある方はお気軽にお立ち寄りください。