木のむくまま
和歌山県那智勝浦町で工務店を営む二代目の仕事や地域のいろいろな日常を気のむくままに書きつづっています。
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桂城の改修が始まりました
勝浦のまぐろ料理で有名なお店「桂城」さんの改修工事を請け負わせていただくことになりました。
もともとの建物は戦前に建てられていて、
裏のほうに継ぎ足し継ぎ足しされて使い勝手が悪くなってしまい、
また、耐震強度のほうも問題があるということで、
このたび、改装ということになりました。
大きくは、店舗を明るく、広く、厨房を使いやすく改装することと、
住まいも使い勝手が良くなるようにすること。
そして、屋根を軽く板金にし、耐力壁を増やし、耐震性をUPさせること。

改装前の写真

桂城さんがストックされていた木材。
ケヤキ、朴、檜など。
お店の中に使います。
どのようになるかはお楽しみということで(^^)

既存の壁と柱で耐力を確保するのは難しいため、
既存の壁の横にコンクリートで基礎を作り、その上に土台、柱を補強します。
長屋上の建物は、新築すると店の間口が狭くなってしまいます。
既存の状態をうまく利用し、補強することでスペースを有効に使います。
戦前の建物なので、基礎はなく、束石の上に柱が建っていますが、
長い年月で柱の足元も傷んでしまっています。
表面だけきれいにするリフォームでは、この先の安心が担保できません。
もともとの建物は戦前に建てられていて、
裏のほうに継ぎ足し継ぎ足しされて使い勝手が悪くなってしまい、
また、耐震強度のほうも問題があるということで、
このたび、改装ということになりました。
大きくは、店舗を明るく、広く、厨房を使いやすく改装することと、
住まいも使い勝手が良くなるようにすること。
そして、屋根を軽く板金にし、耐力壁を増やし、耐震性をUPさせること。

改装前の写真

桂城さんがストックされていた木材。
ケヤキ、朴、檜など。
お店の中に使います。
どのようになるかはお楽しみということで(^^)

既存の壁と柱で耐力を確保するのは難しいため、
既存の壁の横にコンクリートで基礎を作り、その上に土台、柱を補強します。
長屋上の建物は、新築すると店の間口が狭くなってしまいます。
既存の状態をうまく利用し、補強することでスペースを有効に使います。
戦前の建物なので、基礎はなく、束石の上に柱が建っていますが、
長い年月で柱の足元も傷んでしまっています。
表面だけきれいにするリフォームでは、この先の安心が担保できません。
下里の家から
今日は下里の家から

↑は天井の断熱に使う断熱材です。
ウールブレスという名前です。
原料は・・そうです!羊の毛で作られています。
断熱性能はもちろんですが、
環境にも優しく、廃棄するときも余計な心配をしなくて良い優れものです。
ここ数ヶ月、汎用の断熱材であるグラスウールやロックウールが極端に品薄状態。
長期優良住宅や住宅エコポイントで断熱材の需要が大きく増えた・・とか。
大手の製造メーカーが生産から撤退して、製造が追いつかなくなったといわれています。
国の方針で、気密や断熱性能をUPさせていき、
将来は断熱性能を義務付けるような情報もありますが、
当地方のような田舎で、温暖な気候では、
窓を開放して暮らしている方がほとんどではないでしょうか?
大都会の一方的な理屈を押し付けられては・・・。とも思ってしまいますが。
日本は、四季があり、地域性も様々です。
お偉い方には、ぜひに実際の現場の声を聞いてもらいたいものです。

↑は階段の写真。
踏み板はお父さんの山の檜で仕上げました。
傷がつかないようにキッチリ養生しています。
これからは、内装工事が中心になっていきます。

↑は天井の断熱に使う断熱材です。
ウールブレスという名前です。
原料は・・そうです!羊の毛で作られています。
断熱性能はもちろんですが、
環境にも優しく、廃棄するときも余計な心配をしなくて良い優れものです。
ここ数ヶ月、汎用の断熱材であるグラスウールやロックウールが極端に品薄状態。
長期優良住宅や住宅エコポイントで断熱材の需要が大きく増えた・・とか。
大手の製造メーカーが生産から撤退して、製造が追いつかなくなったといわれています。
国の方針で、気密や断熱性能をUPさせていき、
将来は断熱性能を義務付けるような情報もありますが、
当地方のような田舎で、温暖な気候では、
窓を開放して暮らしている方がほとんどではないでしょうか?
大都会の一方的な理屈を押し付けられては・・・。とも思ってしまいますが。
日本は、四季があり、地域性も様々です。
お偉い方には、ぜひに実際の現場の声を聞いてもらいたいものです。

↑は階段の写真。
踏み板はお父さんの山の檜で仕上げました。
傷がつかないようにキッチリ養生しています。
これからは、内装工事が中心になっていきます。
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