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きぐみの家から

今日も「きぐみの家」からです。
現場のほうは、屋根が一部出来上がりました。
最近は、地震対策で軽い屋根を選択することが多いのですが、
瓦屋根は、断熱性能も良いですし、
何より、風合い、景色が良いです。
この「きぐみの家」では、2種類の屋根材(板金と瓦)を使って違いを確認してもらえるように
計画しました。
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最近は板金の屋根ばかりで、瓦葺きがご無沙汰だったのでたくさん、写真を撮りました(笑)
屋根の流れの長さが短いので、棟は簡単に納め、海津鬼というシンプルな鬼瓦にしました。
やはり、いぶし瓦は好いなぁ、としみじみ思いました。
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きぐみの家から

久し振りの更新です・・・。「きぐみの家」も順調に工事が進んでいます。
本日は、サッシの枠が現場に到着。
当社のサッシはYKKのエイピアJシリーズです。
このシリーズは枠に樹脂が複合されているので結露防止の効果が高いです。
ガラスはペアガラスです。
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今日は更に階段材も入荷しました。
当社の「阿須賀の家」でも採用した地松の階段です。
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地松の階段材はフローリングを合せやすいので気に入っています。
材料の組み合わせの選択も設計の醍醐味ですね。

きぐみの家から

昨日に引き続き「きぐみの家」の現場から。
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上の写真は垂木をタルフィックという金物で留めているところ。
通常でも大きな釘でしっかり固定しますが、
当地方は台風の常襲地域なので念を入れて取り付けます。
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当社のモデルハウスは、在来仕様の棟とMOKスタンダードの棟があります。
MOKスタンダードはMs建築設計事務所の三澤先生考案の工法です。
柱と柱の間に杉の間伐材を利用したJパネルを落し込み、化粧と構造の両方を満足させる方法です。
シンプルですが、木を前面に出した力強い空間ができます。
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最後の写真は、MOKスタンダード仕様の屋根から、在来仕様の建物を見下ろしたところです。
完成してしまうと屋根の上には、なかなか上がれないので、工事中しか楽しめない風景です。
ちょっと、もったいないくらいの絶景。
見られたい人は今のうちですよ(笑)

無事に上棟(^^)

今日は当社モデルハウス「きぐみの家」の上棟式でした。
おかげさまで好天に恵まれ、事故もなく無事に棟を納めることができました。
大工のみなさん。業者の皆さんありがとうございました。
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最後は御幣に向かって、2礼2拍手一礼にて工事の安全を祈願して終了です。
紀州材を使って、木組みの美しさ、木の強さを表現できるモデルハウスとして、
この後も気を抜かず、安全第一で進めて行きたいと思います。

住宅版エコポイント

昨日は、和歌山市内で住宅版エコポイントの講習会に参加してきました。
今回の国会の二次補正予算案が決議されないといけないようですが、
概要はこんな感じでした。
①新築住宅の場合
 省エネ法に基づく「トップランナー基準」相当の住宅
 又は
 省エネ基準を満たす木造住宅
 ※省エネ基準を満たす木造住宅とは?
  1.設計住宅性能評価・建設住宅性能評価(省エネ等級4)
  2.長期優良住宅の認定通知書又は適合証
  3.住宅省エネラベルの適合証
  4.フラット35S 適合証明書(省エネルギー性)
  5.エコポイント対象住宅証明書
 5.エコポイント対象住宅の基準がまだ、審議中ということですが、
 他の基準よりは緩やかなものになるらしいということでした。
②リフォームの場合
 1.窓の断熱改修(ガラス交換、内窓の新設、窓交換)
 2.外壁、屋根、天井又は床の断熱改修
 3.1か2の改修工事と合せてのバリアフリー改修
が対象になるとのことでした。
気になるポイントは新築工事で30万ポイント程度
リフォームは窓の大きさ等にも寄りますが、平均1箇所当り15000ポイント程度ということです。
外壁等については基準を審議中ということでした。
客観的に考えるとリフォームに有利な感じです。
新築の場合、長期優良住宅の先導モデル事業で200万円
      長期優良住宅でも100万円程度の補助金が予定されているということなので。
また、詳細がわかったら、報告したいと思います。

土台敷きなど

今日はあいにくの雨でしたが、昨日から、土台を敷き始めました。
「きぐみの家」の土台は紀州の檜で、135㎜角です。
建物を支える部分ですから、基礎としっかり緊結していかないといけません。
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UB廻りは、保温性を高めるために床下を気密するので、専用のパッキンを使います。
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土台は蟻継ぎではなく、鎌継ぎでしっかりと繋ぎます。
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作業小屋では、化粧になる柱を削っています。
やはり、手の鉋で削るとつやが良くなって木も喜ぶような気がしています。
「きぐみの家」は、真壁造りといって、柱が見える仕上がりになります。
大壁だと柱が見えずにすっきりと納まりますが、木も呼吸しているので、
見せてあげたいなぁという風に思います。

型枠解体など

昨日の写真ですが、「きぐみの家」現場も着々と進んでいます。
昨日から、基礎のコンクリートの型枠を解体しています。
これが終わると、基礎が顕わになって、墨出し、土台敷きに移っていきます。
解体に先立って、コンクリートのテストピースの強度試験の結果を確認したところ、
1週間にしてほぼ、設計強度の30Nに達していました。
1週間で強度が発現しているので、安心して建て方にかかれます。
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2枚目の写真は太鼓梁を加工しているところです。
寸法のきっちりした製材ばかりで施工すると統一感もあり、仕事もやりやすいですが、
木のそのままの形状に近い太鼓梁は強度もあり、空間を力強くします。
大工の技術あってのことですが、ポイントでは使いたいと思っています。

安全祈願

お正月はゆっくりお休みさせていただいて、
清水工務店は今日から、仕事始めになりました。
ということで、毎年、恒例の熊野本宮大社への初詣に行ってきました。
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うっかり、デジカメを忘れたので携帯カメラで撮影しました・・・。
結構、きれいに撮れるものですね(^^)
それはさておき、本宮大社で本年の工事の安全祈願と商売繁盛をお願いしてきました。
祈願するだけでなく、自らも気を引き締めて安全に工事を進められるように配慮していきます。
安全祈願の後は、これも恒例の新宮の「くまの庵」さんへおそばを食べに行きました。
恒例になってくるといかないと落ち着かなくなってくるのが不思議ですね。

謹賀新年

あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い申し上げます。
今年は、モデルハウス「きぐみの家」のOPENなど、大きな変化の年になりそうです。
なお、一層、紀州の材と大工技術の素晴らしさを発信できるように努力していきたいと思います。
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