木のむくまま
和歌山県那智勝浦町で工務店を営む二代目の仕事や地域のいろいろな日常を気のむくままに書きつづっています。
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鉄筋の検査と木材
先週末、太地の家の配筋検査がありました。

もちろん、何の問題も無く合格しました。

鉄筋全景です。
整然と組まれた鉄筋はそれだけで安心感がちがいます。
やはり、見た目にきれいに組めていないと問題があることが多いです。

↑の写真は現在当社で計画中のお住まいのお施主さんが
木材を持っているので、住まいのどこかに使われたいということで見に行ってきました。
見させていただいた中で面白かったのは、写真の黒っぽく写っている木です。
種類は朴の木(ほおのき)です。
カンナを掛けて、玄関に使うと面白くなりそうです。
支給された材料でも、上手く使い分けるのが、設計者としての腕の見せ所です。
他にも面白い材料があったので上手に活かしたいと思います。

もちろん、何の問題も無く合格しました。

鉄筋全景です。
整然と組まれた鉄筋はそれだけで安心感がちがいます。
やはり、見た目にきれいに組めていないと問題があることが多いです。

↑の写真は現在当社で計画中のお住まいのお施主さんが
木材を持っているので、住まいのどこかに使われたいということで見に行ってきました。
見させていただいた中で面白かったのは、写真の黒っぽく写っている木です。
種類は朴の木(ほおのき)です。
カンナを掛けて、玄関に使うと面白くなりそうです。
支給された材料でも、上手く使い分けるのが、設計者としての腕の見せ所です。
他にも面白い材料があったので上手に活かしたいと思います。
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みえ木造塾
今年から、始まった聞きなれない「シルバーウィーク」も終わってしまいました。
休みがあるとうれしいものですが、そんなに連休の実感がわきませんでした。
先週末から、勝浦の八幡神社の例祭があり、そちらに商工舟の一員として参加していたので
若干、祭りボケが残っていますが、気を取り直して行きたいと思います。
祭りのときは、自分でカメラを持ってうろうろ出来ないので、写真を入手したら、後日、UPしたいと思います。
少し前になりますが、また、松阪で木造塾に参加してきました。
建築雑誌の「新建築」や「渡辺篤のたてもの探訪」に関わった中谷正人さんの講義でした。
氏の関わった土佐派の家や円卓形式のメンバーによる座談会など、趣向を凝らした講義で楽しかったです。
その中で、ちょっと面白いエピソードを教えていただきましたので紹介させていただきます。
私も尊敬している建築家の内藤廣さんのお話です。
内藤さんのご自宅は、大きなワンルームを適宜、区切って、ご両親とご夫婦で住まわれているそうなんですが、ワンルームなので普段からお互いの会話が筒抜けになっていたそうです。
あるとき、ご両親がご不在のときに、ご夫婦で、家の中のどの場所で、どのくらいの声で会話したら、会話が聞こえるかを試されたそうです。
その上で、ご両親に面と向かっては、言いにくいことを、わざと聞こえるように言ってみたり、
聞かれては困ることは、聞こえないところで会話するようにしたそうです。
この話を聞いたときに、今の住宅は、お互いのプライバシーと冷暖房の効率などにとらわれすぎて、個々が気遣いをするという日本の良き文化をないがしろにする空間を造ってしまっていることを改めて感じました。
日本人として、当たり前に気づくべき事に気づかないことが、家族の関係や他人とのコミュニケーションに齟齬をきたしているのではないでしょうか?
自分が携わった「住まい」でそのような住まいにしてしまっていないか?
自戒しつつ、良き空間を設計、創造していきたいと改めて感じました。
休みがあるとうれしいものですが、そんなに連休の実感がわきませんでした。
先週末から、勝浦の八幡神社の例祭があり、そちらに商工舟の一員として参加していたので
若干、祭りボケが残っていますが、気を取り直して行きたいと思います。
祭りのときは、自分でカメラを持ってうろうろ出来ないので、写真を入手したら、後日、UPしたいと思います。
少し前になりますが、また、松阪で木造塾に参加してきました。
建築雑誌の「新建築」や「渡辺篤のたてもの探訪」に関わった中谷正人さんの講義でした。
氏の関わった土佐派の家や円卓形式のメンバーによる座談会など、趣向を凝らした講義で楽しかったです。
その中で、ちょっと面白いエピソードを教えていただきましたので紹介させていただきます。
私も尊敬している建築家の内藤廣さんのお話です。
内藤さんのご自宅は、大きなワンルームを適宜、区切って、ご両親とご夫婦で住まわれているそうなんですが、ワンルームなので普段からお互いの会話が筒抜けになっていたそうです。
あるとき、ご両親がご不在のときに、ご夫婦で、家の中のどの場所で、どのくらいの声で会話したら、会話が聞こえるかを試されたそうです。
その上で、ご両親に面と向かっては、言いにくいことを、わざと聞こえるように言ってみたり、
聞かれては困ることは、聞こえないところで会話するようにしたそうです。
この話を聞いたときに、今の住宅は、お互いのプライバシーと冷暖房の効率などにとらわれすぎて、個々が気遣いをするという日本の良き文化をないがしろにする空間を造ってしまっていることを改めて感じました。
日本人として、当たり前に気づくべき事に気づかないことが、家族の関係や他人とのコミュニケーションに齟齬をきたしているのではないでしょうか?
自分が携わった「住まい」でそのような住まいにしてしまっていないか?
自戒しつつ、良き空間を設計、創造していきたいと改めて感じました。
いよいよ始動!
和歌山県の事業である「地域住宅モデル普及推進事業」に当社も認定されて、
いよいよ、「きぐみの家」のモデルハウス事業が始まりました。
メッセージ性のある地域に根ざした新しい住まいの形を提案できるよう頑張りたいと思っています。
このモデルハウスは紀州材をふんだんに使い、長期優良住宅の仕様を満たした
性能の確かな「住まい」を提案していくベースになります。
それに伴って、研修に来ているS君に「きぐみの家」の模型を作製してもらいました。


慣れない手付きで頑張って作ってもらいました。
模型としては程ほどの出来栄えですが、来春からは当社のニューフェースとして頑張ってくれるでしょう(^^)
入社の際には、このブログでも紹介したいと思うので皆さん、よろしくお願いします。
模型も出来て、これから、「きぐみの家」も本格始動です。
このブログでも工事経過など順次報告していきますのでみなさん、お楽しみに!
いよいよ、「きぐみの家」のモデルハウス事業が始まりました。
メッセージ性のある地域に根ざした新しい住まいの形を提案できるよう頑張りたいと思っています。
このモデルハウスは紀州材をふんだんに使い、長期優良住宅の仕様を満たした
性能の確かな「住まい」を提案していくベースになります。
それに伴って、研修に来ているS君に「きぐみの家」の模型を作製してもらいました。


慣れない手付きで頑張って作ってもらいました。
模型としては程ほどの出来栄えですが、来春からは当社のニューフェースとして頑張ってくれるでしょう(^^)
入社の際には、このブログでも紹介したいと思うので皆さん、よろしくお願いします。
模型も出来て、これから、「きぐみの家」も本格始動です。
このブログでも工事経過など順次報告していきますのでみなさん、お楽しみに!
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