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木材検査

今日は田辺の山長木材さんに木材の検査に行きました。
設計の中村伸吾建築設計室・沖田さんと来春、当社に入社予定のS君と一緒です。
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杉の梁材です。
全て、赤みがちで乾燥も十分。素晴らしい木でした。
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通し柱の檜150角、ほぼ3方無地・・・。
良い木です。うちの大工さんも腕の奮いがいがあります!
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含水率計測中。
改めて、木を確認すると良い家にしなければ!と決意を新たにできました。
新人のS君にも実際の仕事のやり方、すすめかた等を見て、仕事の作法など、
大いに勉強してもらいたいと思います。
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いよいよ祭り!

南紀勝浦の秋の風物詩。
八幡神社の例大祭が9/19宵宮、9/20本祭の日程で挙行されます。
南紀くろしお商工会の青年部では、毎年、この祭りに参加させていただいています。
先日、「櫂伝馬」と呼ばれる木造舟を下ろして、練習の準備を整えました。
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この舟で海に飛び込んだ神輿と引っ張り合う勇壮な祭りです。
やはり、祭りになるとメンバーも血が騒ぐようで、この時期、祭りの話題で青年部は持ちきりです。
練習の模様もこのブログで紹介していきたいと思います。

聖オルバン教会

一度、見てみたかった建築家・A・レーモンドの教会を見学しました。
オルバン教会は東京タワーのほぼ真下にあります。
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アメリカから大工を招聘して建てたそうです。
外観は素っ気無いのですが、内部は面白い。
特に梁を筋交い状に組んで大スパンを飛ばす方法は、日本人の発想ではなくて良かった。
レーモンドは私の好きな建築家・吉村順三さんの師匠に当る人でもあります。
そのような意味でも刺激になった訪問でした。

自由学園明日館

またまた、結構あけてしまいました・・・。
というのも、所用があって、東京に行っていましたので・・・。
そのときに見てきたのが、巨匠、フランク・ロイド・ライトの設計した自由学園明日館です。
池袋の近くにあり、一度、見に行きたいと思っていたのですが、今回、ようやくかないました。
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やはり、空間の力に圧倒的なものを感じました。
細部にわたって、ディティールが積み上げられています。
光の取り入れ方、空間の大きさ、全てがとても良いバランスになっています。
この施設が学校として設計された建物だと考えると、現在の画一的な学校設計の陳腐さが際立つように思います。
想像力、感性を育てるような建物を設計したいと強く思いました。

住宅リフォーム減税の話

当社も加入している、リフォームの総合情報サイト
「リフォネット」から、こんな情報がありました。
一定の要件を満たしてリフォームを行うと減税措置が受けられます。
大きく分けると3つの方法があります。
①耐震リフォーム
②バリアフリーリフォーム
③省エネリフォーム

①の耐震リフォームは、昭和56年5/31以前の耐震基準で建てられた住宅で、改修工事を行った方が居住すること、現在の耐震基準に適合する改修であるなどの条件があります。
これに対する税金の控除は、対象工事金額の200万を上限に10%の減税(1年のみ)。
つまり、最大で20万円です。

②のバリアフリーリフォームは、
 1)居住者が、50歳以上か要介護又は要支援の認定を受けた方、障害者の方。
  または要介護や障害者の方、又は65歳以上の方と同居している方。
 2)一定のバリアフリー工事をしている。
 3)バリアフリー改修工事が30万円以上。
 等の条件が必要です。
 これに対する税金の控除は、対象工事金額の200万を上限に10%の減税(1年のみ)。
 に加えて、バリアフリー改修促進税制がります。
 こちらは、5年間控除で、バリアフリー改修部分の工事費(200万円上限)の2%
                その他の部分の改修工事費の1%。
       ただし、全体工事費が1000万円以内

③の省エネリフォームは、
  省エネ基準に適合する建物で、工事費200万円の10%の減税。
  ただし、太陽光発電を含む場合は工事費300万円が上限の10%。
  に加えて、省エネ促進税制がります。
 こちらは、5年間控除で、省エネ改修部分の工事費(200万円上限)の2%
                その他の部分の改修工事費の1%。
       ただし、全体工事費が1000万円以内

などの条件があります。

諸条件の適用や解釈に難しいところもありますので、詳しくはお問い合わせください。

みえ木造塾

土曜日は松阪でみえ木造塾に行ってきました。
今回は、情熱大陸にも出演された大工の宮内さんと設計事務所の川端さんの講義でした。
なんといって面白かったのは、木材の水中養生のお話。
丸太のまま、休耕田を利用したため池に約一年、天然乾燥5ヶ月、製材して1年と・・。
ロングスパンを掛けて、材を確保しています。
大工の目で、木材を突き詰める宮内さんのこだわりには、頭がさがります。
色目が少し、気になるのですが、当社でも試してみたい気分になりました。
カンナを使いにくい、杉材が加工しやすくなるというのが、びっくりでした。
そのほかにも、4寸角材のみを使って、住宅を設計・施工する話もお伺いしました。
情熱を持って、チャレンジしながら、新しい方法を模索していく宮内さんの考え方に刺激を受けました。
当社でも、新事業に向けて整理して、チャレンジしていきたいと思います!
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