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東京出張の記(2日目)

4/27の2日目は、今回の出張の目的である。
ちきゆう住宅検査員講習を受けました。
講習は午後からなので、午前中は、
神田神保町の古本屋巡りに行きました。
建築専門書店の南洋堂と建築古書がたくさんある明倫館書店に寄っていろいろと物色。
地方にいるとインターネットの情報に頼ってしまうのですが、
やはり、写真は現物を見ないとわかりません。
古本屋さんには思わぬ本があったりして、ツイツイ買ってしまいます。
今回は、みえ木造塾でもお世話になっている山辺先生の
「ヤマベの木構造」(エクスナレッジ出版)を購入。
構造がわかりやすく解説されているので読みやすいです。
午後からは建築国保会館(日本橋)で講習。
注目度も高いようで、岐阜などからも来られていました。
この講習を受けると晴れて「長期優良住宅」の全建連モデルである
「ちきゆう住宅」を当社でも出来るようになります。
国からの補助金もあり、税制も優遇されるのでこれから、注目です。
優遇の内容については、近日中にこのブログで紹介させていただきたいと思っています。
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無事に検査員資格証もいただきました。
これで当社でも新しい展開を考えられます。
時代の流れに合った情報をお客様に提供できるように勉強も続けないといけませんね。

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東京出張の記(1日目)

ちょっとさぼったので連続投稿です・・・。
今回はタイトル通り、東京に出張してきました。
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新幹線から富士山をパチリ!
JRの特急南紀で朝6:00すぎに出発。
前日の総会のあとも、深夜1:30ごろ帰宅だったので若干疲れ気味・・・・。
ゆっくり、睡眠をとろうと思っていたのですが、津と松阪の間で強風のため
近鉄に振り替え運行になってしまい、あまり、休めませんでした・・・。
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学生の頃から、一度は見てみたかった槙文彦設計の代官山ヒルサイドテラス。
第1期から第3期までありますが、1期ができたのは1969年なので
築40年目、集合住宅と商業ゾーン、そして、緑がうまくかみ合わさって
なんともいえない一体感です。
名建築を大事にして、住み継いで行く素晴らしい環境を感じます。
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コーヒー好きの私として、ネットでチェックしていった代官山の喫茶店「猿楽珈琲」
すごーく小さな看板で、しかも地下1階・・・。あやうく通り過ぎそうなお店でした。
表の喧騒から離れた落ち着いた雰囲気と美味しいコーヒーが楽しめました。
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最後は安藤忠雄設計の渋谷駅の副都心線の新駅。
卵形の吹抜けがニュースでも取り上げられていて、気になって見に行きました。
空調を出来るだけ減らして、自然光を取り入れる工夫のようです。
地下に大きな建造物を作るエネルギーを考えると疑問も残りますが・・・。
この日はヒルサイドテラスが見れたので良かったです。
名建築に触れるとインスピレーションが刺激されて、良いイメージが湧きますね。

南紀くろしお商工会青年部総会

遅くなりましたが、(理由は次回のブログで)
4/25(土)に那智勝浦商工会館で私の所属する南紀くろしお商工会青年部の総会が開かれました。
その会において、私も今年度から2年間、青年部の副部長を務めさせていただくことになりました。
今後も一層、地域のために会のために頑張って行きたいと思います。
今回は、写真を取られる側だったので写真はないんですが、
新三役は、
部長:梅田さん(水道工事)
副部長:新谷さん(お菓子屋さん)
副部長:福嶋さん(電気工事やさん)
副部長:福田さん(真珠販売)
副部長:清水(私)
会計:上松さん(自動車販売)
の6名になりました。
前3役のみなさん、そして、卒業された皆さんお疲れ様でした。

今日の現場

今日は神倉の現場から。
神倉の現場も、内装の仕上げ工事に入ってきました。
こちらでは、リビング・ダイニングと玄関をお気に入りの珪藻土
エコクィーンで仕上ています。
今日の工程は上塗りの仕上げです。
左官屋さんの道具を撮ってみました。
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コテと一口に言ってもたくさんの種類があり、使い分けています。
鉄のコテ、ステンレス、木、プラスチック・・・。
リビングの天井は、和紙を貼って落ち着いた感じに仕上ました。

メンテナンス

今日はメンテナンスにお伺いしました。
串本町の潮岬にある別荘なんですが、太平洋と至近距離にあるため、
サッシのシャッターBOXなどに、サビが浮いてきたので補修塗装をしています。
浮いてきたサビを丁寧に取り除き、下塗りをして仕上ます。
写真は、サビを取った後、エポキシ樹脂系の下塗りをしているところです。
下地処理を丁寧にしないと仕上は良くなりません。
住まいは新築したときが始まりです。
丁寧にメンテナンスしてこそ、長持ちしますし、愛着も湧きます。
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ちょっと様子を変えて、最近、建築仲間内でのひそかな?ブームになっているのがコチラ↓
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サークルケーなどのコンビニで缶コーヒーのおまけについてくるミニカーです。
なんと、アルファロメオなんです。
このスケールが1/100ということで、私が施主さんと打合せしたときに考えるラフプランの
スケールと同じなんです。
現場に差し入れを買う時にツイツイ買ってしまいます・・・。



ヤマトタテルの会

火曜日、水曜日と大阪に出張していました。
火曜日は当社も所属している「ヤマトタテルの会」の総会に出席してきました。
この会は製材屋さん、材木屋さん、珪藻土やさん、設計事務所さん、設備屋さん、工務店など、
建築に関わる色々な業者さんが集まっています。
日本全国の熱い仲間で、これからの建築業界について勉強しています。
昨日は総会の後、MSD代表の三澤文子先生の住宅医制度についての講習もありました。
「住宅医」とは、今までの住まいの寿命が約30年という状況を踏まえ、
スクラップ&ビルドの住まい方でなく、住まいを長く継いで行くために、
メンテナンス、リフォームを人間の医者のように、住まいをわれわれが見ていこうということです。
私たちも、大事に設計し、お施主さんと一緒に作りあげた住まいがニーズにあわないというだけで、
建て替えられていく現状には堪えられないものがあります。
そして、環境の面でも、リフォーム、メンテナンスをして、住み続けていくことが大事になってきます。
そういう意味で、「住宅医」に取り組んで行きたいと感じています。
住宅医になるための講習会の予定も教えていただいたので、鋭意取り組みたいと思っています。
さらに、懇親会では、美味しいお食事をいただきながら、仲間と熱く語りました。
三澤文子先生はじめ、最先端のお話をたくさん聞いて、刺激を受けました。
長期優良住宅、MOKスタンダードなど、これから、当社で取り組む課題は目白押しです。
新たに受けた刺激を大事にして、メンバーに負けない清水工務店を目指します。

あいにく、カメラを忘れて写真を撮りそこなったのが残念です・・・。
みなさん、ありがとうございました。




今日の現場

今日は神倉の現場から。
この「住まい」の顔になる2Fデッキを施工中です。
普通は<1階の上にバルコニーをする場合は、FRP防水という工法が
良く使われるのですが、当社では金属屋根を葺いて、その上に雪止め金具を使って
根太をとめて、その上にスノコを置く方法を良く使います。
①FRP防水だと、排水が詰まった場合、雨漏りが起こりやすい。
②屋根とサッシの立ち上がりを取れるので、雨漏りの心配が少ない。
③木材をスノコで使えるので雰囲気が良くなる。
などの理由があります。
雪がほとんど降らないこの地方なので、雪止め金具は珍しいのですが、
少しのアイデアを発揮して施工しています。
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デッキ材乾燥中です。
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雪止め金具を利用。

SLOWHOUSEⅡ掲載

今月22日発売のSLOWHOUSEⅡに掲載されました。
残念ながら、和歌山県での発売は無いのですが、
三重県や大阪の各書店で販売されます。
当社にも数冊、ございますので、興味のある方はご一報ください。
info@sh-koum.com、0735-52-4715←問い合わせ先です。
名前の通り、木を大切にする建築家と工務店、建材会社を中心に紹介されています。
三澤康彦先生をはじめ、著名な設計事務所のコラム記事、有名な大工の増田さんの記事などもりだくさんです。
ぜひ、本屋さんでご覧になってください。
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この本の掲載依頼があったときに、お世話になった設計事務所の佐藤登先生のことを思い出しました。
私が、大阪のコアー建築工房さんを卒業させていただいて、実家である清水工務店に帰ってくるときに、お世話になっていた工務店のjobの佐藤社長から、ご紹介いただいたのが、佐藤先生でした。
それが、ご縁で串本町で2件、別荘を施工させていただきました。
その中の1件がこの本に載せさせていただいた「串本の別荘」です。
実家の手伝いをすることになったときに、佐藤先生のお仕事をさせていただいたことは、
私にとって大きな意味を持つことになりました。
大阪でいた息子が、どんな仕事が出来るのか?役に立つのか?
という周囲の好奇心、期待も不安もあったと思います。
そんななかで、自分のつながりで出来た仕事は自信にもなり、また、設計事務所の仕事をキチンとこなせる自社の技術力も確認することが出来ました。
佐藤先生は4年ほど前に病気で亡くなられました。
独りよがりかもしれませんが、佐藤先生と一緒にさせていただいた仕事を目に見える形で残させていただきたかったのです。
この本を先生の奥さんに届けさせていただいて、先生のお話を聞かせていただいてこようと思います。
そして、初めて先生にお仕事を頂いたときの気持ちを忘れずに頑張って行きたいと思います。
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串本の別荘リビング写真

スタンダードを考える

お宅の工務店は坪いくらで建てられますか?
という質問を良く受けます。
土地土地、人人で考え方は違うので一概には言えません・・・。と答えてきましたが、
やはり、これでは、わかりにくいし、親切ではないのでは?
という思いもありまして、当社のコンセプトをわかりやすい形で見えるようにモデルプランを考えてみようと思い立ちました。
題して「きぐみの家
ある程度イメージは出来上がっているので、
詳細はこれから、詰めて行きたいと考えています。

基本的なコンセプトとしては
①構造材に地元の紀州材を使った構造体の美しい住まい
②長期優良住宅に対応する骨太フレームとフレキシブルなプラン、明快な価格設定
③環境に配慮したエコ住宅

の3本柱にしたいと思っています。
きぐみの家のきぐみは、木を組む、家族の気を組む
を組み合わせて、考えました。

清水工務店の考え方をわかっていただけるようにシンプルでデザインにもこだわった
「自分仕様の住まい」を提案したいと思っています。
完成したら、ホームページとこのブログで発表します!

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今日の現場

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今日は神倉の現場から。
神倉の現場も足場がとれて、外観がオープンになりました。
外構の塀と内部が平行して進んでいきます。
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2階には掃きだし窓のあるところには、木製のデッキが出来ます。
木製の格子で手摺が付くので、アクセントになります。
2枚目は樋の写真。
ガルバリム鋼板製の新製品。
従来の塩ビ製の樋より、すっきりとして、洗練された感じになります。

紀南新聞に掲載!

本日(4/9)付けの紀南新聞で当社が紹介されました!
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親方(社長)と大工の山門さん、私の3人の写真付・・。
ちょっと照れくさいですが・・・・。
友人からも写ってたでぇ・・・。
と何人からか電話いただきました。
「お客様と一緒に家づくりを楽しみたい」
という思いで取り組んでいるので、
紹介された記事に恥じない素晴らしい家を建てていきたいと思っています。

今日の現場

今日は神倉の家の現場打合せでした。
玄関のタイルや天井に貼る和紙を決めていただきました。
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先日決めていただいた吹き付けも完成。
期待通りの色で施主さんにも喜んでいただけました。
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見本を10枚ほど取り寄せて決定。
カタログだけでなく、現物を見て決めていただきます。
写真とは色合いも違いますし、土間に使うタイルはすべりやすいかどうかという確認も
していただいています。
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3枚目はただいま、一部、リニューアル工事中の太地のホテル・ドルフィン・リゾートさんの現場。
ホテルの喫茶スペースの横に掘り座卓を配した、お食事どころを造っています。
プチ・宴会も可能ですね。
当初は床は黒く塗装する予定だったのですが、
コボットさん超お勧めの秋田杉の床板がとってもきれいだったので
蜜蝋ワックス仕上げのみになりました。
素材を生かした変更も大事ですね。

阿須賀の家竣工!その4

今日は竣工シリーズです。
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1階の和室には地窓を設けました。
低い位置に窓があると風を呼びやすいということと、
収納も確保したいということから設けました。
2階の階段横には、採光を妨げないポリカツインを背板に利用した本棚です。
文庫本程度なら、たくさん置けます。
写真はないですが、先日お伺いするとぬいぐるみがたくさんディスプレイされていました。
また、写真が撮れればUPしたいと思います。
2階のフリールームは3人のお子さんのために将来的には仕切れるように計画しています。
いずれ、独立されたときにも仕切りを工夫すれば、広いワンルームに戻ります。
目先だけでなく、将来のことも見据えて長く付き合える住まいにしたいものですね。

那智の滝

今日は、私の住む那智勝浦町の名所を紹介します。
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1枚目は陰陽の瀧です。那智川の支流にあり、県道からすこしそれて、10分ほど歩くと着きます。
控えめですが、風情があって好きな瀧です。
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陰陽の瀧から県道に戻り、少し歩くと世界遺産に登録されている有名な大門坂があります。
昔、この坂の途中に大門という関所があったのでそう呼ばれています。
ここは、私の出身の小学校の校区内だったので昔から良く歩いていました。
まさか、世界遺産になるとは・・・。
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垂直落差133m日本一の「那智の瀧」別名一の瀧と呼ばれています。
那智の瀧のある那智谷には先述の陰陽の滝も含めて四十八瀧があるといわれています。
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今日の最後は、西国三十三ヵ所巡りの第一番札所の青岸渡寺です。
全部お参りすると極楽浄土に行けるというありがたいお寺です。
このほかにもたくさん見所があるので少しづつ紹介できたら・・・。
と思っています。
最後にLINKに商工会青年部の仲間のブログを一つ追加しました。
とばとば日記です。
都会からやってきて、きこりをしながら、田舎暮らしを面白おかしく書き綴ってくれています。
ぜひ、ご覧ください。

阿須賀の家竣工その3!

竣工シリーズです。
阿須賀の家では、階段を利用した採光スペースをとっています。
階段の上の廊下は、スノコ状にして、光を落としています。
また、洗面所の収納は、あえて、天井まで設けず、廊下と一体的にすることで
圧迫感も無く、開放的にしています。
細長い敷地も少しの工夫でメリハリの効いた、広がりのあるプランも可能になるのです。
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那智中学校で練習中・・・。

なんだか、仕事のことばっかりのブログになってきたので
前から、UPしたかった私の趣味のバスケットボールの様子を。
36歳になったので体力的にはかなり、辛くなってきてますが
若いメンバーに交じって頑張ってます。
といっても中学時代のみの経験なのでお世辞にも上手とはいえませんが。
バスケットをしている間は、仕事のことも何もかも忘れてボールに集中するので
良い気分転換になります。
毎週、木曜日のPM7:30~那智中学校
    金曜日のPM8:00~宇久井中学校で練習しています。
メンバーも減ってきたので新しいメンバー、練習試合の申し込みも大歓迎です。
このブログにぜひ、コメントください。
LINKに私たちのチームのホームページも追加しておきます。
ぜひ、ごらんください。
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今日の現場

今日は久し振りに神倉の現場の様子を。
こちらは、ちょっと養生していてわかりにくいですが、
お施主さんがお友達ルートで段取りしてくださったシステムキッチンです。
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ちょっと写真がぶれています・・・・。すいません。
ホワイトでシンプルな構成になっています。
2枚目はキッチンの反対側。
対面キッチンです。
吊戸がないので、スッキリしています。
システムキッチンでもカウンターを上手く組みあわせると使いやすくなります。