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鋸を打つ

勝浦は、久し振りに台風が直撃しそうなので、
だんだん荒れ模様の天気になってきました。
現場の方は、台風対策を行って万全の体制ですが、
それ以上の風が来ると心配です・・・。
自分の家より、現場の方が気になって、夜もそわそわしてしまいます・・・。
何事もありませんように・・・。

最近、読んだ本で面白かったのが、表題の本。
nokogiri.jpg
舷燈社刊 松島しげる著
全国各地を歩いて、鋸の成り立ち、歴史を探求された目立て屋さんの
吉川金次さんとのお手紙を中心に語られる話なんですが、
目立て屋職人としての、吉川さんの矜持が語られていて、胸を打たれました。
作中で語られている、氏家町の鋸館の完成式の際の言葉です。
「働いた人間の歴史は働いた人間が研究して書くべきだ」
とおっしゃって、権力のある側が、そういう歴史を書くと都合の良いように変えられていて、
正しく伝わらないとの思いを持っておられました。

最近の風潮は、職人に対して、尊敬の念が薄いように思います。
自分には、出来ない技術を持っているからお願いしてしている感覚が無くて、
テレビや冷蔵庫を買うような感覚で
お金を出しているから、言う事を聞くようにという人も少なくありません。
そして、多少、悪くなっても、お金を出す方に迎合してしまう施工者が多いというのも
問題です。
職人としての矜持をなくし、ただ、迎合することの無いように、
設計者として、施工者として、プライドを持って良い「住まい」を造る職人でありたいと
考えさせられる本でした。

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柳宗理の「エッセイ」

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今日は本をご紹介。
平凡社刊行 「エッセイ」柳宗理 ¥2400.-

柳宗理はプロダクトデザインの大家です。
スプーンなどのカトラリー、陶器、バタフライスツールなどの家具をデザインしています。
シンプルで手になじむ使い勝手が良く、品のあるデザインで私も愛用しています。
この本は、多くの作品の製作過程や日本のデザインの現状に憂いを発しつつ、
ものづくりの考え方を丁寧に説明していただいています。

本の中にこんな一節があります。

今日の多くのデザイナーにとっては、良い物を造るというより、良く売れそうなものをデザインすることがより、易しいであろう。勿論、良心的なデザイナーはその逆である。・・・。

私も設計するときに流行だけを気にせず、
町並みに調和し、デザイン良く、使い勝手も犠牲にしない・・・。
そんな「住まい」を造っていく不断の努力を続けていきたいと思います。

カエテミル

今日は本を紹介します。

「カエテミル」 川上ユキ著 大和書房より刊行¥1400.-

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この本は模様替えのちょっとしたアイディアとこつをわかりやすくイラストつきで解説しています。
例えば「照明の色を変えてみる」では、
どうも落ち着いた感じにならない・・・。という悩みに対して
「蛍光灯」→「白熱灯」に変えてみようなど、簡単に実行できる方法を教えてくれます。

ちょっとした模様替えや収納の工夫は、「住まい」と長く付き合うためには大事ですよね。
少しの工夫で楽しく、センス良く住まうのは、「箱」として、家だけではなく
住まう人の考え方も大事です。皆さんもちょっと本屋さんで手にとって見てくださいね。

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