木のむくまま
和歌山県那智勝浦町で工務店を営む二代目の仕事や地域のいろいろな日常を気のむくままに書きつづっています。
野沢さんと隈さんの・・・。
嫁さんの実家は、茨城県ということで、普段、見ることの無い有名建築家の作品を
見に行ってきました。
今回は、栃木県那須周辺です。
以前より、雑誌等で拝見して一度は見てみたかった
隈 研吾さんの「石の美術館」「馬頭広重美術館」
そして、昨年のみえ木造塾で講師でお見えになった
野沢 正光さんの「いわむらかずお絵本の丘美術館」
車で、1時間半くらいのところに点在していて、結構、楽に見れました。
たどったコース順に・・・。



垂木を意匠的に見せて、杉の色の経年変化を割り切って見せる・・。
杉は、経年変化でグレーっぽくなってきますが、その変わり目が、ちょっと汚らしく見えてしまうので、
塗装してしまうのですが、この割り切り方、格好良いですね。
内部も地元産の和紙を貼ったり、芦野石(栃木産)の床など、
隈さんの思想が垣間見えて、良かったです。


続いては、野沢さんの美術館。
内部は撮影禁止(残念)で写真無しですが、パッシブデザインのOMソーラーを使った全館暖房も心地よく
空間全体を暖めるOMソーラーと木質の相性の良さを感じました。
そして、敷地条件を上手に取り込んだ景色と空間の伸びやかさは、とても良かったです。
絵本は、いわむらかずおさんのかえる君シリーズ(^^)
きぐみの家用に購入。見に来てくださいね。



今回、最も見たかったのが、この「石の美術館」
普段、木造住宅中心に設計しているので、建材としての「石」の使い方を見てみたかったのです。
もともとあった、石造りの元農協?の建物を上手く取り入れ、取り込みつつ、
地元特産の芦野石、白河石を使っています。
こぶだしや磨き、など、加工の形状の違いで見られる表情の違いが
楽しいです。
木と違ったテクスチャーは、住まいにも多彩なイメージを与えてくれるので
上手く取り入れて行きたいですね。
見に行ってきました。
今回は、栃木県那須周辺です。
以前より、雑誌等で拝見して一度は見てみたかった
隈 研吾さんの「石の美術館」「馬頭広重美術館」
そして、昨年のみえ木造塾で講師でお見えになった
野沢 正光さんの「いわむらかずお絵本の丘美術館」
車で、1時間半くらいのところに点在していて、結構、楽に見れました。
たどったコース順に・・・。



垂木を意匠的に見せて、杉の色の経年変化を割り切って見せる・・。
杉は、経年変化でグレーっぽくなってきますが、その変わり目が、ちょっと汚らしく見えてしまうので、
塗装してしまうのですが、この割り切り方、格好良いですね。
内部も地元産の和紙を貼ったり、芦野石(栃木産)の床など、
隈さんの思想が垣間見えて、良かったです。


続いては、野沢さんの美術館。
内部は撮影禁止(残念)で写真無しですが、パッシブデザインのOMソーラーを使った全館暖房も心地よく
空間全体を暖めるOMソーラーと木質の相性の良さを感じました。
そして、敷地条件を上手に取り込んだ景色と空間の伸びやかさは、とても良かったです。
絵本は、いわむらかずおさんのかえる君シリーズ(^^)
きぐみの家用に購入。見に来てくださいね。



今回、最も見たかったのが、この「石の美術館」
普段、木造住宅中心に設計しているので、建材としての「石」の使い方を見てみたかったのです。
もともとあった、石造りの元農協?の建物を上手く取り入れ、取り込みつつ、
地元特産の芦野石、白河石を使っています。
こぶだしや磨き、など、加工の形状の違いで見られる表情の違いが
楽しいです。
木と違ったテクスチャーは、住まいにも多彩なイメージを与えてくれるので
上手く取り入れて行きたいですね。
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東京出張の記(1日目)
ちょっとさぼったので連続投稿です・・・。
今回はタイトル通り、東京に出張してきました。

新幹線から富士山をパチリ!
JRの特急南紀で朝6:00すぎに出発。
前日の総会のあとも、深夜1:30ごろ帰宅だったので若干疲れ気味・・・・。
ゆっくり、睡眠をとろうと思っていたのですが、津と松阪の間で強風のため
近鉄に振り替え運行になってしまい、あまり、休めませんでした・・・。

学生の頃から、一度は見てみたかった槙文彦設計の代官山ヒルサイドテラス。
第1期から第3期までありますが、1期ができたのは1969年なので
築40年目、集合住宅と商業ゾーン、そして、緑がうまくかみ合わさって
なんともいえない一体感です。
名建築を大事にして、住み継いで行く素晴らしい環境を感じます。

コーヒー好きの私として、ネットでチェックしていった代官山の喫茶店「猿楽珈琲」
すごーく小さな看板で、しかも地下1階・・・。あやうく通り過ぎそうなお店でした。
表の喧騒から離れた落ち着いた雰囲気と美味しいコーヒーが楽しめました。

最後は安藤忠雄設計の渋谷駅の副都心線の新駅。
卵形の吹抜けがニュースでも取り上げられていて、気になって見に行きました。
空調を出来るだけ減らして、自然光を取り入れる工夫のようです。
地下に大きな建造物を作るエネルギーを考えると疑問も残りますが・・・。
この日はヒルサイドテラスが見れたので良かったです。
名建築に触れるとインスピレーションが刺激されて、良いイメージが湧きますね。
今回はタイトル通り、東京に出張してきました。

新幹線から富士山をパチリ!
JRの特急南紀で朝6:00すぎに出発。
前日の総会のあとも、深夜1:30ごろ帰宅だったので若干疲れ気味・・・・。
ゆっくり、睡眠をとろうと思っていたのですが、津と松阪の間で強風のため
近鉄に振り替え運行になってしまい、あまり、休めませんでした・・・。

学生の頃から、一度は見てみたかった槙文彦設計の代官山ヒルサイドテラス。
第1期から第3期までありますが、1期ができたのは1969年なので
築40年目、集合住宅と商業ゾーン、そして、緑がうまくかみ合わさって
なんともいえない一体感です。
名建築を大事にして、住み継いで行く素晴らしい環境を感じます。

コーヒー好きの私として、ネットでチェックしていった代官山の喫茶店「猿楽珈琲」
すごーく小さな看板で、しかも地下1階・・・。あやうく通り過ぎそうなお店でした。
表の喧騒から離れた落ち着いた雰囲気と美味しいコーヒーが楽しめました。

最後は安藤忠雄設計の渋谷駅の副都心線の新駅。
卵形の吹抜けがニュースでも取り上げられていて、気になって見に行きました。
空調を出来るだけ減らして、自然光を取り入れる工夫のようです。
地下に大きな建造物を作るエネルギーを考えると疑問も残りますが・・・。
この日はヒルサイドテラスが見れたので良かったです。
名建築に触れるとインスピレーションが刺激されて、良いイメージが湧きますね。